ファミリーオフィス・ “FAMILY OFFICE”という言葉は英語圏発祥であり、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、その名前は総称、カテゴリー名であって、決まった一つの形があるわけではありません。
基本的には、一族の資産を、長期的かつ包括的に管理し、世代を超えた繁栄を支えるために設けられる組織である、と定義できますが、その資産の規模及び、目的によって、その組織は数人から、百人規模と形を変えてゆきます。最もわかりやすい例として、ビルゲイツのファミリーオフィスでは、最高投資責任者・CIOを中心とした組織で100名により構成され、投資会社としての側面が非常に強い組織体として知られています。
ファミリーオフィスは独立した組織として存在しているので、特定の金融機関に属さず、どこかに利益を誘導されることなく、中立の立場から、一族にとって最も望ましい判断を下せることが、その本質的な役割となります。